ChromebookでNetHack3.6.2をプレイする方法(ChromebookでArchLinuxを起動する方法)

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NetHack3.6.0 (Human-N-Wizard)

Chromebookの標準LinuxであるDebian/Stretch(Arm64)では、nethackパッケージはバージョン3.6.0が用意されているが、ArchLinuxでは3.6.2がある。

 

・「ターミナル」アプリでLinuxが動かせる状況にする。(前記事参照)

ChromeブラウザでCtrl+Shift+Tを押して黒い画面を出す

・「vsh termina」と打つ。「chronos」と表示されたらよし。

・「lxc launch archlinux/current arch」と打つ。しばし時間がかかる。

・「lxc list」で「penguin」と「arch」の行に「running」と出ればOK.

・「lxc exec arch bash」とうつ。

・「pacman -S nethack

・「nethack」でnethack3.6.2が起動(2019/6)

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lxc command @termina

ややこしいが、ChromebookのOSはLinuxだが、その中で別のLinux仮想マシンとして起動する仕組みになっている。この仮想マシンを「termina」という。ディレクトリを見る感じ、Gentoo Linuxぽいので、Chromebokの本体Linuxのスリム版(自由度を下げている)のようだ。その中で更に、Debian LInuxのコンテナが起動されているのが「Penguin」で「ターミナル」は「Penguin」にログインするようになってる。

 

ここで「termina」から「lxc」コマンドを使って、別のコンテナを作ったのが上記の操作。Googleのコンテナイメージ集から「ArchLinux/Current」を選択し、「arch」というコンテナ名でコンテナを作成した(lxc launchコマンド)。

 

中で動いているプロセスを見ると、penguinでは、ChromeOS関係ぽい特殊なプロセスが動いている。vmware toolsみたいなものだろう。コマンドベースのnethackを動かすぐらいなら問題ないが、ファイル共有などはうまく動かないかもしれない。

 

たぶん、ChromeOSはLinuxでない新しいGoogle製の新しいOSに変更されるのではないか。そして、terminaは現在のミニマルLinuxのままで、その下のLinuxコンテナとして、(1)Chromeブラウザが動くChromeOS、(2)Androidアプリ(のVMサンドボックス)が動くAndroid OS(というかランタイム環境)、(3)Android IDEが動くLinuxOS(たぶんDebian)の3つのコンテナが動くようになるのではないか。などと妄想してみる。

 

ところで、nethackゲヘナを整地しているのだが、せっかく最短ルートを整備したのに、穴を掘るモンスター、マジでむかつく。追いかけて滅してやろうと思ったら、また更に降りられる。。。