ChromebookでSDカードのテスト(性能、セクタ検証)

ChromebookでSDカードのテストをしてみた。

  • ASUS Chromebook C101P
  • Samsung MicroSDXC 128GB EVO Plus (Read 100MB/s、Write 90MBs) Amazon並行輸入品(Amazon配送) (fdiskによると119.2GB)

  • ファイルシステム性能1(ExFAT) Nintendo Switchで使った上、フォーマットせずに、スロットに挿して自動認識させる。 fuse-exfatでマウントと表示される。 ユーザ空間プロセス経由でのI/Oだと思われる。 ddで書き込みテスト(1MB単位、オールゼロデータ(/dev/zero)) →約15MB/s。

  • ファイルシステム性能2(ExFAT、Crostini) 上記のマウントされた状態で、Linuxオプション(Crostini)からアクセス。 9pでマウントと表示される。 仮想ホスト・ゲスト間の9pプロトコル通信によるアクセスと思われる。 ddで書き込みテスト(1MB単位、オールゼロデータ(/dev/zero)) →約5Mb/s。

  • ブロックセクタ検証性能 (CrostiniゲストLinuxオプションでなくホストで)アンマウントしてbadblocksでテスト(デフォルト操作。読み込みのみ、1KB単位。) →約25MB/s。

  • ブロック読み取り性能 (ホストから、かつ、ファイルシステムは経由せず)ブロックデバイスを直接リード。 ddコマンドで1MB単位×1000回。 →約70MB/s。

カードスロット+ドライバ経由の性能だと、メモリカードの公式性能100MB/sの7割ぐらいの性能。